完全個室でも、風呂や食堂等は共同利用のところもある

寮に入ることにはメリットがある

期間工として働く場合、会社が用意した寮に入ることになるかもしれません。寮に入ることにはいろいろなメリットがあります。たとえば、期間工として働く前は一人暮らしをしていた人であれば、家賃の負担を大幅に少なくできるかもしれません。というのは、期間工向けの寮というのは会社が家賃を補助するので、とても格安か、あるいは無料であることが多いからです。
ただ、一人暮らしに慣れている、あるいはずっと実家で暮らしていたという人の場合、プライバシーを心配するかもしれません。実際のところはどうかというと、完全個室の寮であれば当然、部屋は一人で使えるのでプライバシーを保てないといった心配をする必要はほとんどないでしょう。

寮の食堂で一緒に食事を取ることで早く仲良くなれる

ただ、部屋は個室であっても風呂はついておらず、寮にある共同の風呂を使うしかなかったり、食事をするときは寮の食堂にくるようにいわれる場合もあるかもしれません。人付き合いが苦手な人だと、プレッシャーを感じることもあるでしょう。
しかし、共同の風呂に入ったり、寮の食堂で皆と一緒に食事を取るのは考えようによってはそれほど悪いことではありません。というのは、早く他の期間工の人たちと仲良くなれる可能性が出てくるからです。同じ期間工と仲良くなるのはメリットがあります。一番のメリットは、同じ環境で働く人間にしかわからない愚痴を言い合えるようになることです。これは、期間工として働く大変さを緩和してくれるでしょう。